みんなの祭り無礼講~石巻篇~2012

昨年の「みんなの祭り無礼講~石巻篇」
泉谷さんと交わした約束が見事に10月8日、果たされました。
石巻駅前にぎわい交流広場。

当日の朝を迎えるにあたり、
前日から仕込みのためにスタッフが石巻に入り、
打ち合わせを重ね、

本番に備えました。
そして次々と出演者・スタッフが集まります。
名古屋からはバスを提供して頂いた

パワーロケーションのバスに14名で当日朝5時に到着。
それぞれの持ち場で次から次へと準備が進んでいきます。
イベンターさんもプロモーターさんもいない。
ここに集まったみんなで動いて作っていく。
その日に会うスタッフもたくさんいる。
それぞれの思いが一つになって同じ方向に向かう、
みんなに喜んでもらいたい!その思いが束になった瞬間、
そこには「絆」が生まれる。
周りを囲む約120人のスタッフが1つになる!

開会、数時間前にもかかわらずステージの前には人が集まり始める。
会場を歩きながら嘉門さんは街の人に気軽に声を掛ける、
スタッフ同士で相談しながらテントやステージを作っていく。
泉谷さんも到着していよいよ準備が整った。
みんなの祭りは「泉谷しげると嘉門達夫」がいなければ始まらない
そこにたくさんの仲間が集まる。
午前11時・・・スタート!

横浜から駆けつけてくれた永島浩之さんのオープニングアクトが始まる。
「みなさんが笑顔になれますように!」と歌い上げる姿。
自分ができることはなんでもやります。手伝うことがあればなんでも言って下さい。
率先して準備を手伝う姿に周りのスタッフも動かされた。

永島浩之さん

初めて参加させていただきました。
会場でたくさんの笑顔に出会いました!
そこにたどり着くまでどれだけの思いがあったか。
またあの笑顔が見られるよう自分に出来ることを
精一杯やらせていいただきます!

石巻のアーティストも昨年に引き続き参加してくれました。
TNC
修二とゆかいな仲間たち

そして飛び入り参加のTHE TIPS
地元アーティストの登場でステージも温かく和みました。

 

オープニング
泉谷さん、嘉門さん、矢野さんが登場すると大きな拍手が会場を包みます。

石巻市長も登壇され、イベントへの期待を語って下さいました。


矢野さんがステージで「みんなの祭り無礼講」の文字を書きました。

 

 

いよいよステージもスタート!

ステージの周りにはブースもいっぱいです!

大判焼き   曹洞宗宮城県第12教区青年会様

たこ焼き    東京都曹洞宗青年会様

水餃子   京都中華・一之船入/祇園さ々木様

ポップコーン 城南信用金庫様

アクアクララ様


葡萄やレモネード、雑貨など SENDAI 青い鳥 PROJECT様

ハンドケア てあーて様


西染工㈱様、長尾英樹様、中京テレビ放送様、オールリンク㈱様


作山窯様より、様々な品が石巻の地に届きました。
子供コーナー
㈱増田屋コーポレーション様、㈱ディック・ブルーナ・ジャパン様
名古屋工業大学北川研究室様、光ネットワーク協同組合様、池田商会様

 

 

子どもたちの心の音の展示

今回もたくさんの方々のご協力をいただきました。

 

矢本第二中学校と門脇中学校の吹奏楽部の合同演奏。
総勢70名の演奏が石巻の会場に響きました!

70名の真ん中に嘉門さんが入って歌ってくれた
「希望のマーチ」
子供達の力がミックスされ聞く人を勇気付けてくれました。

そして雄勝中学校の35名のみなさんによる太鼓の演奏に
今年も感動をもらいました。

泉谷チームから4台、名古屋チームから4台
名古屋のみなさんの無敵のチャリティで集まったお金で贈った太鼓は
今回も素晴らしい音を響かせてくれました。

 

当日は札幌から駆けつけてくれたnobodyknows+
石巻の皆さんを笑顔に変えてくれました!
手を大きく振り上げ、左右に振ってくれたおばあちゃん。
お父さんもおかあさんも子供達もnobodyknows+に笑顔でしたね!

DJ MITSU(nobodyknows+)

ライブ後、会場のすぐ近くで買い物をしてたところ、おばあちゃんや小さなお子さんを連れたご家族など多くの方に「すごく楽しかった!」と声をかけていただいたのがとても嬉しかったです。街のシンボルともいえる『石ノ森章太郎記念館』もいよいよ再開されるようですし、『復興ふれあい商店街』もにぎわっていました。湯葉食パン、ちゃきんも最高におしいかったです!商店街でノリと自転車をお借りして街中を回ったのですが、半年前に来た時とは違う活気が感じられ、来年はまた違った石巻の顔が見れるのかな?と思うと、本当に楽しみです!

Crystal Boy(nobodyknows+)

みんなの祭り無礼講@石巻。天候にも恵まれ、手作りのあったかで最後には市長も巻き込んだこのイベントは大成功だったんではないでしょうか。僕らも被災地にやっと歌いに行けたのは矢野さんがいたからこそです。この先何年でも付き合いますのでこれからもよろしく御願します!!!

ヤス一番?(nobodyknows+)

音楽を届ける事と共に、音楽をする意味なども考えることができた、とても良いイベントでした。

漫☆画次郎(nobodyknows+)

震災後、初めて被災地でのライブだったんですが、老若男女問わず皆がホントに楽しんでくれたイベントでした。客席の脇の方でおばぁちゃんが笑顔で手を叩いて僕らの歌で喜んでもらってる姿とか嬉しくなってテンション上がりました!! 1年半経った今も、元の町に戻るにはまだまだ時間もかかる事だし、現地に来ないと薄れてしまうこの状況を忘れない事、これからも離れた町で暮らす僕らができる事は少しでも協力していかないとと改めて感じました。もっと早くライブしに行かないかんかったですね。また来年!!ですね。

ノリ・ダ・ファンキーシビレサス(nobodyknows+)

今回、参加できてよかったです。石巻のみなさんに喜んでいただけたなら非常にうれしいです。やれる事はしていきたいです。継続決定でお願いします。

中村中さんの歌声に空気は一変し、温かい涙を流す方の姿も。
心にスーッと入ってくる声にみんながホッとしたのでしょう。
言葉では伝えられないモノを伝えてくれた素晴らしいライブでした。

中村 中さん

『震災から1年半経った石巻でした。
日和山公園から見下ろした街並はまだまだ傷跡が目立っていましたが、
集まってくれたみなさんはとても元気で、私はそれだけで嬉しかったです。

当日は太鼓や吹奏楽の学生たちの演奏も聞くことが出来ました。
若者のパワーは、その周りにいる人たちにも力をくれますよね。

この街でこれから一番長く暮らしてゆくのは、若い世代です。
被災地が、悲しみの地になるのか、それともまた違った場所になるのかは、
この若い世代が教えてくれるはずだから、私は特別、彼ら彼女らに向けて歌いました。

出演者はみな畑も違うし、表現方法もさまざまなのに、同じ方向 を見ていたと思います。
故に、最後にはひとつになれたのでしょう。
微力ながら参加出来た事を嬉しく思っています。』

中村耕一さんの登場。
歌声には力が漲り、勇気をもらえる感動のライブを見せてくださいました。

嘉門達夫さんの演奏に大人の方、子供達も大笑い。
大きな口を空けて笑っていらっしゃる皆さんの顔が印象的でした。
笑顔にすることができる歌声。
会場が幸せな空気に・・・。

嘉門達夫さん

『いやー、やってよかったー!
地元のみんなと、東京・名古屋からの乗り込み組が同じステージにあがる。
テントワンコインショップもソールドアウト。
天気も抜群!
また石巻で会いましょう!』

そして、泉谷しげるさんの登場です。
夕暮れに響き渡る泉谷さんの歌声。
会場も熱を帯びます。

会場を魅了し、勇気や笑顔にもして下さる、
優しさに満ちたステージでした。

いよいよエンディング。

ラストは出演下さった皆さんがステージに集合!

盛り上がりも最高潮です。

みんなが笑顔でした!
1つになれた時間でした。

イベント後に嘉門さんが呟いたそうです・・

「こんな気持ちになれるイベントは無いなぁ・・・やってほんまによかったなぁ・・」

泉谷さんは祭り終了後
直ぐに東京に戻らなければいけないのに 深夜まで5時間もみんなと喋り続けたそうです。

ご参加いただいた皆さんは普段別のお仕事をしています。
会社員の方、主婦の方もいます。
先生になる方も、学生さんもラジオのDJもいます。
でもこの祭りでは普段の役割とは違う。
動きも違う。
それでも被災地の皆さんの喜んでくれた顔を見て、
涙を見て・・・心が大きく変化します。

また少しづつでも変化していきましょう!
よければ、被災地の皆さんと一緒に変化していきたい。
寄り添わせてもらいたい。

だって今年も会えたから。
また会える仲間だから。

お祭りに賛同してくださったみなさん!
ほんとうにお疲れ様でした。

また次回もどうぞ宜しくお願いします。
被災地の一日でも早い復興を願って・・・

心から。

みんなの祭り無礼講実行委員会 内藤聡

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